「11ぴきのねこ」という絵本、ご存じですか?
1967年に最初に発行された、ねこのキャラクターが出てくる絵本なんです。
この「11ぴきのねこ」が、青森県のある自治体のふるさと納税の返礼品になっているのですが、これが大好評!
ということで今回は、改めてこの「11ぴきのねこ」のあらすじや、何歳くらいから読める絵本なのか、絵本を読んでの感想をまとめてみました♪
「11ぴきのねこ」とは?
「11ぴきのねこ」は、馬場のぼるさんが手がけた絵本です。
最初に世に出された絵本のタイトルは、「11ぴきのねこ」で、1967年にこぐま社から発行されました。
絵本の中に登場するのは、とらねこ大将と、そのほかのねこ10匹、合わせて11匹ののらねこたちです。
とらねこ大将は名前がついていますが、残りの10匹には特に名前がついていません。
この11匹たちが、頭を使ったり体を使ったりして、様々な場面で奮闘していくというストーリーです。
その物語はユーモアで溢れていて、子どもたちはもちろん、一緒に読んでいる大人たちも、くすっと笑わせられるような、幅広い年代に愛される絵本になっています。
ふるさと納税の返礼品になり、町を救った!
この「11ぴきのねこ」の作者である馬場のぼるさんの出身地は、青森県三戸町。
この縁から、2016年度に「11ぴきのねこ」のキャラクターグッズがふるさと納税の返礼品に採用されました。
納税額によって、大型のぬいぐるみ、木のパズル、ピンバッジなど、様々なグッズを採用していきました。
この「11ぴきねこ」シリーズが大好評となり、町の知名度も急上昇!
「11ぴきのねこ」シリーズがきっかけとなり、グッズ以外の町の名産品の人気も高まり、約43万円だった寄付金が、2億円を超えるものとなったそうです。
青森県三戸町は人口が減っていて税収が減ってきている中で、「11ぴきのねこ」が大きく貢献し、町を救ったんですね。
このことからも、「11ぴきのねこ」がどれだけ愛されているかが分かりますよね。
なんともいえない、かわいいねこたちのグッズ、欲しくなりますよねー♪
そのふるさと納税の金額の伸びが…すごすぎる!!!
「11ぴきのねこ」シリーズは6冊ある!
この「11ぴきのねこ」は、全部で6種類の絵本が出ています。
どの作品も、読みたくなる絵本ですよ♪
ちょっとずつあらすじをご紹介します。
読んだことがない絵本があったら、ぜひチェックしてみてください。
11ぴきのねこ(1967)
こちらが、最初に発行された絵本。
いつもおなかを空かせている11ぴきのねこたちが、大きな魚が湖にいる、という情報を得て、みんなで出かけて行きます。
大きな魚に出会えるのか、お腹いっぱいになれるのか?
ねこたちの頑張りを、ほほえましく見ていたくなる絵本です。
11ぴきのねことあほうどり(1972)
この絵本では、11ぴきのねこたちが、コロッケ屋を始めます。
最初は順調ですが、だんだん飽きてきてしまいます。
そんなとき、あほうどりがやってきて・・・?
ねこたちとあほうどりの物語です。
11ぴきのねことぶた(1976)
11ぴきのねこたちが、旅に出ます!
旅先で家を見つけ、住むことにしたのですが・・・
タイトルに「ぶた」とありますが、最後はどうなってしまうのでしょう?
表紙の絵が、みんな仲良さそうで、すでにほっこりしますね。
11ぴきのねこ ふくろのなか(1982)
今度は、11ぴきのねこたちが遠足に出かけます。
遠足の途中、お花畑やつり橋などがある中、ある袋と出会います。
袋には「はいるな」と書いてありますが・・・?
物語の中で登場する、大きな化け物「ウヒアハ」とは?
11ぴきのねこたちは、無事に帰ることが出来るのでしょうか?
11ぴきのねことへんなねこ(1989)
11ぴきのねこたちが川で釣りをしていると、へんなねこが橋を渡ります。
11ぴきのねこたちが晩御飯の準備をしていると、へんなねこがのぞいています。
このへんなねこは、何をしているのでしょう?
へんなねこの正体は、なんなのでしょう?
11ぴきのねこ どろんこ(1996)
11ぴきのねこたちは、山小屋にいました。
食べ物を探しに行く途中で出会った、恐竜の子ども「ジャブ」。
このジャブが崖の下に落ちてしまいますが、11ぴきのねこが助けてあげます。
11ぴきのねこたちがもらった、ジャブからのお礼とは・・・?
何歳ごろから読める?
子どもたちに人気の絵本、と言われていますが、何歳頃から読めるのでしょう?
絵本を買うことが出来るサイトには、「4歳から」とあります。
ですが、口コミを見てみると、「3歳の子どもに読み聞かせたら、楽しそうに見ていた」「2歳の子が読んでほしいと本を持ってくる」という声もあるようです。
分かりやすくユーモアあふれるストーリーなので、2~3歳ころからでも十分楽しめる絵本のようですね。
私も子どもが生まれたら、読んであげたいと思います♪
私の家には絵本がないのですが、やっぱり1冊読むと全部読みたくなる!
ということで、まとめて買うことが出来るセットを購入しようと思います。
「11ぴきのねこ」を読んだ感想は?
読んだことのある方たちは、大人になった今でも大好き、という声が多くありましたよ♪
11ぴきのねこ!!!
大好きなやつ!( ◠‿◠ )— ねこ (@mimi_cat_227) November 30, 2020
11ぴきのねことか懐かしいなあ。馬場のぼるの絵本は好きだった
— 浜本 一志 (@iiioko) November 30, 2020
三戸町へのふるさと納税返礼品めっちゃかわいいよ 11ぴきのねこのジャブぬいぐるみ、でかくて可愛くて最高 pic.twitter.com/YrnHWZpj9p
— おさりー̤̮ぬ𓅷 (@o_us_go_r) November 30, 2020
本屋で11ぴきのねこフェアがやってて、タダで通りすぎるのは不可能だった…またエコバッグ買ってもーた😱
あほうどり出てくるやつが1番好き。コロッケ食べたくなるやーつ。 pic.twitter.com/17J1qWAhEU— ミオ (@mio_igu) November 30, 2020
11ぴきのねこ シリーズが親子共々大好きなんだけど、11ぴきのねこのキッズ服や食器がもっと身近で手に入らないかなぁ。
— アラフォーママの東北ライフ (@tohokulife) March 23, 2020
子どもの頃に読んだことをよく覚えているという方が多く、「懐かしい!かわいい!」とグッズを買う方も多いみたいですね。
なんと、11ぴきのねこグッズをふるさと納税の返礼に採用している青森県三戸町では、原付バイクと小型特殊に限られますが、11ぴきのねこのナンバープレートが交付されるんです!
結構大きくキャラクターが描いてあって、カラフルでとってもかわいい!
このナンバープレートが欲しい!という方も多いみたいです♪
まとめ
今回は、絵本「11ぴきのねこ」シリーズをご紹介しました。
かわいらしい水色のねこたちが繰り広げる物語は、2~3歳の子どもたちから大人まで、幅広い年代に愛されていることが分かりました。
ユーモアあふれるストーリーで、1冊読んだら全シリーズを読んでみたくなります。
昔読んだなーという方も、もう一度見返してみてはいかがでしょうか?