夏になると食べたくなる「ゴーヤ」ですが、「苦くて子どもが嫌がる…」というママ、多いのではないでしょうか。
私はそろそろ子どもたちにゴーヤを使ったメニューを出してみようかな、と思い始めたところで、色々と探してみました。
そこで今回は、苦くない&子どもが喜ぶゴーヤレシピを5つご紹介します!
さらに、料理の時短に役立つ便利グッズもあわせて紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
ゴーヤが子どもに嫌われる理由とは?
ゴーヤが子どもに敬遠されがちな理由は、やっぱり「苦味」。
この独特の苦味は、大人になればクセになるものですが、子どもにとってはかなりハードルが高いんですよね。
とはいえ、大人でも苦手な方が多いかも・・・?
また、見た目のごつごつ感や独特の香りも、好き嫌いが分かれるポイント。
でもご安心ください。下処理と味付けをちょっと工夫するだけで、ゴーヤは“食べやすい野菜”に変身します!
子どもでも食べやすくなる下ごしらえのコツ
少しでも食べやすいゴーヤにするために、「苦味を減らす基本の3ステップ」を押さえて調理してみてください。
1. 薄くスライス
苦味が強いワタに近い部分を少なくするため、できるだけ薄く切りましょう。
2. 塩もみ&水にさらす
たっぷりの塩でよく揉んでから、水に5〜10分さらすと苦味がしっかり抜けます。
3. さっと下茹で or レンチン
加熱処理をすることで、さらにマイルドな味わいになります。
ゴーヤ調理のおすすめグッズ
• スライサー:均一な薄さにカットできて時短にも◎
• シリコンスチーマー:レンチンで簡単に下茹でできる時短アイテム
• ボウル付き水切りザル:塩もみ→水さらし→水切りまでが一体でできて便利!
子どもが喜ぶ!苦くないゴーヤレシピ5選
お子さんと一緒に食べられる、お子さんも食べやすいゴーヤメニューを5つご紹介します!
1. ゴーヤとツナの甘みそ炒め

ツナのうま味×甘みそで、子どももパクパク食べてくれる!
• ゴーヤは薄切りにして下処理済みのものを使用
• みそ・みりん・砂糖で甘辛味に
• お弁当にもぴったりの一品!
| 材料(2〜3人分) | 分量 |
| ゴーヤ | 1本(約200g) |
| ツナ缶(ノンオイルまたは油切り) | 1缶(70g) |
| にんじん | 1/3本(千切り) |
| サラダ油 | 小さじ1 |
| 塩(下ごしらえ用) | 少々 |
| 調味料(甘みそだれ) | |
| 味噌 | 大さじ1 |
| みりん | 大さじ1 |
| 砂糖 | 小さじ1 |
| 醤油 | 小さじ1 |
| 水 | 大さじ2 |
下ごしらえ
- ゴーヤを縦半分に切り、種とワタをスプーンで取り除く
- 薄切りにして、塩もみ(塩少々)して5分置く → 水で軽く洗って絞る
- にんじんは細めの千切りにする
- ツナ缶は軽く油を切っておく
作り方
- フライパンに油を熱し、にんじんを炒める(中火・1分)
- ゴーヤを加えてさらに炒める(2分ほど)
- ツナを加えて軽く混ぜ、全体に火が通るまで炒める
- 混ぜ合わせた【甘みそだれ】を加え、全体に絡めながら炒める(1〜2分)
- 汁気がほどよく飛んだら完成!
ワンポイント
- ゴーヤは薄切り&塩もみでかなり苦味が和らぎます
- 子ども向けには、ツナの甘み+味噌のコクがとても相性◎
- チーズを最後に加えてもGOOD!
ゴーヤのチーズチヂミ風

ホットプレートで焼けば、親子で楽しくクッキング!
• 小麦粉、卵、チーズ、刻んだゴーヤを混ぜて焼くだけ
• チーズのまろやかさで苦味をカバー
• ケチャップやマヨネーズを添えるのも◎
| 材料(2〜3人分) | 分量 |
| ゴーヤ | 1/2本(約100g) |
| ピザ用チーズ | 50g〜70g |
| 卵 | 1個 |
| 小麦粉(または米粉) | 大さじ2 |
| 片栗粉 | 大さじ1 |
| 塩 | 少々 |
| ごま油 | 大さじ1 |
※お好みで、桜えびや青ねぎを加えても美味しいです。
作り方
- ゴーヤは縦半分に切ってワタと種を取り、薄切りにして塩少々を振って5分置く。
水で洗って絞っておく。 - ボウルに、ゴーヤ・チーズ・卵・小麦粉・片栗粉・塩を入れて混ぜる。
- フライパンにごま油を熱し、生地を流し入れて広げる。
中火で両面をカリッと焼く(片面3〜4分ずつが目安)。 - 表面が香ばしく焼けたら完成!
お好みでポン酢やマヨポンでどうぞ♪
ワンポイント
・チーズを増やすと、より子どもたちが食べてくれる!
・米粉で作るとグルテンフリーでもちもちに◎
・ピリ辛がOKなご家庭なら「キムチ」や「一味唐辛子」を少量加えても美味しい♪
ゴーヤとにんじんの卵とじスープ

優しい味でゴーヤ初心者の子どもにもおすすめ!
• 鶏ガラスープで煮たゴーヤにふわふわ卵を加える
• 玉ねぎや人参などの野菜も入れて栄養満点
| 材料(4人分) | 分量 |
| ゴーヤ | 1/2本(約80g) |
| にんじん | 約1/4本(30g) |
| 卵 | 2個 |
| 水 | 600ml |
| 和風だしの素 | 小さじ2(または顆粒1包) |
| 薄口しょうゆ | 小さじ2 |
| 塩 | 少々 |
| ごま油(仕上げ用・お好みで) | 小さじ1 |
作り方
- ゴーヤは縦半分に切ってワタと種を取り、薄切りにする。
塩を少し振って揉み、水で洗ってから水気を絞る。
にんじんは皮をむき、薄いいちょう切りまたは細めの短冊切りにする。 - 鍋に水600mlを沸かし、和風だしの素を加え、にんじんを先に入れて2分ほど煮る。
次にゴーヤを加え、さらに2〜3分煮る。 - 薄口しょうゆと塩を加えて味をととのえる。
- 溶き卵をゆっくり回し入れ、ふんわり固まったら火を止める。
- 器に盛り、ごま油を少し垂らせば風味アップ!
ワンポイント
・ゴーヤが苦手な場合は、薄切り+塩揉み+さっと茹でるとさらに苦みが減ります。
・にんじんの自然な甘みがゴーヤの苦味をやわらげて、お子さんにも食べやすくなります。
・顆粒だしは「和風だし」「鶏ガラスープ」どちらでもOK。お好みの味でどうぞ。
ゴーヤのはちみつレモンマリネ

デザート感覚で食べられる、爽やか副菜♪
• ゴーヤはしっかり下茹で&苦味を抜いておく
• はちみつ+レモン汁でマリネにするだけ
• 冷蔵庫で冷やすとさらに美味しい!
| 材料(2〜3人分) | 分量 |
| ゴーヤ | 1本(約200g) |
| レモン(輪切りまたは果汁) | 1/2個分 |
| はちみつ | 大さじ2 |
| 酢(またはレモン果汁多めに) | 大さじ1.5 |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| 砂糖(お好みで) | 小さじ1〜2(調整可) |
| オリーブオイル | 小さじ1 |
作り方
- ゴーヤは縦半分に切ってワタと種を取り、薄切りに。
塩少々でもんで10分ほど置き、水洗いして水気を絞る。 - ボウルにレモン果汁(または輪切り+軽く絞る)、はちみつ、酢、塩、砂糖、オリーブオイルをよく混ぜてマリネ液を作る。
- ゴーヤとにんじんをマリネ液に加えて全体を和え、冷蔵庫で30分〜1時間ほど漬け込む。
- お好みで輪切りレモンを飾って完成!
ワンポイント
・ゴーヤを薄く切り、塩もみ→水洗いをすることで苦味がまろやかに。
・大人向けにはブラックペッパー少々を加えるのもおすすめ。
・保存は冷蔵で2〜3日が目安。作り置きにも◎。
ゴーヤとベーコンのクリームパスタ

クリーム系のパスタで、ゴーヤがまろやかに!
• オリーブオイルでベーコンとゴーヤを炒める
• 生クリームや牛乳を加えて塩こしょうで味付け
• 仕上げに粉チーズをかければ子どもウケ抜群◎
| 材料(2人分) | |
| パスタ(スパゲッティ) | 160〜180g |
| ゴーヤ | 1/2本(約100g) |
| ベーコン(ブロックorスライス) | 80g程度 |
| 玉ねぎ(薄切り) | 1/4個 |
| にんじん | 1/4本(30〜40g) |
| 牛乳 or 豆乳 | 200ml |
| 生クリーム(なければ牛乳で代用OK) | 100ml |
| コンソメ(顆粒) | 小さじ1 |
| 粉チーズ | 大さじ1〜2 |
| にんにく | 1片(みじん切り) |
| オリーブオイル | 大さじ1 |
| 塩・こしょう | 適量 |
作り方
- ゴーヤは縦半分に切ってワタと種を取り、薄切りにする。
塩もみして5〜10分置いた後、水洗いして苦味を和らげる。
にんじんは皮をむいて薄いいちょう切り、玉ねぎは皮をむいて薄いくし切り。
ベーコンは食べやすい短冊または角切りに。 - 塩を加えたたっぷりの湯でスパゲッティを表示時間通りにゆでる。
ゆで汁を少し(50mlほど)取っておく。 - フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったらにんじん、玉ねぎ、ベーコンを加えて炒める。続いてゴーヤも加えてしんなりするまで炒める。
- 牛乳・生クリーム・コンソメを加えて煮立たせ、弱火で少しとろみが出るまで加熱する。
- ゆでたスパゲッティを加え、ゆで汁を少し加えながら全体を混ぜる。
塩こしょうで味を整え、仕上げに粉チーズを加えて全体をなじませたら完成!
ワンポイント
- ゴーヤは軽く塩もみして水にさらすことで苦味がやわらぎます。
- ゴーヤ嫌いの子でも食べやすい優しい味つけに。
- 牛乳のみでもOKですが、生クリームを加えるとコクがUPします。
ゴーヤは夏の栄養満点野菜!家族の健康にも
ゴーヤは「にがうり」とも呼ばれ、夏野菜の中でも栄養価の高さがピカイチ。
• ビタミンC → 加熱しても壊れにくい!
• 食物繊維 → 腸内環境を整える
• カリウム → むくみやすい女性にも◎
特に暑い夏は、家族の夏バテ防止にぴったりの食材なんです。
まとめ|苦味対策とアレンジで、家族みんなの好きな野菜に
「苦くてイヤ!」と敬遠されがちなゴーヤですが、
下処理とちょっとした工夫で、子どもも思わず食べてくれる野菜に早変わり!
ぜひ今回ご紹介した5つのレシピを活用して、
この夏は家族でおいしく健康的なゴーヤ料理を楽しんでみてくださいね♪


